●松本小児科医院の基本理念

   当院は7床の病床を持つ小児科専門の診療所です。

(1)わかりやすい説明を心がけます。(一般外来診療)

 受診されるお子さんの保護者の方々に育児やこどもの病気に関する良質な知識を提供することが私たち(当院)の仕事の最も大切な部分であると考えています。薬が不要である場合も多いのです。子どもさんがどんな状態なのか(どんな病気に罹っているのか)、次にどんなことが起こる可能性があるか、どのような症状が出たら連絡する(再受診する)必要があるのか、家庭でどのようなケアをすればよいのか...などについてわかりやすい説明をご提供して、保護者の方々に賢くなっていただき、また安心を得ていただけるように努力します。
 外来診療には時間的制約がありますので、説明文や図表(プリント)を作成してお渡しすることでご説明(コミュニケーション)の効率化につとめてきました。今後は、このホームページもみなさまのご理解を深めるために大いに活用していきたいと考えています

(2)健常児のケア、予防医学を大切にします。(乳幼児健診、予防接種)

 乳幼児健診(発達のチェックや育児相談)、予防接種といった予防医学も当院の役割の大切な部分と考えています。

(3)二次医療機関との最適な連携を目指します。(重症疾患)

診療所で治療できる範囲を超えた重症疾患であると判断した場合や、診断のために特殊な検査が必要であると判断した場合は二次医療機関の外来、入院病棟をご紹介いたします。
なお当院には7床の病床がありますので、1−2泊で良くなると判断される疾患の場合は当院で入院治療を行います。疾患としては急性胃腸炎や中等症までの肺炎、概ね1歳以上の喘息などです。(医師法13条に規定された有床診療所ですので、入院期間は原則として48時間以内に限定された、観察と短期治療のためのものです。長期の療養や重症疾患の加療は行いません。)

(4)可能な範囲で救急医療に貢献します。

 医師数が少ないため、また夜間には医師会活動など社会人としての仕事もありますため、当院単独では24時間365日切れ目のない救急医療を提供することはできません。可能な範囲で時間外のお問い合わせや診療要請に対応いたしますが、カバーできない部分につきましては、別府市医師会休日当番医、地域の夜間診療所、救急指定病院などで診療を受けられてください。
(詳しくは「夜間・休日について」のページをご覧ください。